【ビタミンE】
◆ビタミンEとは
ビタミンEは1922年に脂溶性ビタミンの一種。
トコフェロール (Tocopherol) とも呼ばれ、特にd-α-トコフェロールは自然界に広く普遍的に存在する。
医薬品、食品、飼料などに疾病の治療、栄養の補給、酸化防止剤として広く利用されている。
生殖機能を正常に保ち、特に流産を予防する
血管を拡張、抗血栓作用もあって、血行を良くする
抗酸化物質として働き、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守る。
フリーラジカルはDNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因となる。
血液中の善玉コレステロールをふやし、悪玉コレステロールを減少させる。
その上、中性脂肪も減らすので、動脈硬化を予防し、血圧を下げる。
女性では、流産やシミの予防、生理の正常化、更年期障害の予防
男性では、前立腺の炎症の予防
◆ビタミンEの一日の所要量
成人男子(18〜29歳) 9 mg/day
成人女子(18〜29歳) 8 mg/day
上限量
成人男子(18〜29歳)で800 mg/day
成人女子(18〜29歳)で600 mg/day
◆ビタミンEを多く含む食品
落花生
大豆
アーモンド
小麦胚芽
植物油
マーガリン
マヨネーズ
◆ビタミンEが欠乏すると
未熟児において、溶血性貧血、深部感覚異常及び小脳失調の原因となることが知られているが、通常の食生活で欠乏する事はない。
◆ビタミンEを過剰にとると
過剰に摂取した場合の障害は認められない。ただし、脂溶性のため過剰摂取はすすめられない。
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